快適なドライブの実現に向けた車内環境作りを支援

ACCESSは、車載向けマルチメディアコンテンツ共有ソリューション「ACCESS Twine for Car」の提供開始を発表した。車内にパーソナライズしたエンターテインメント体験を提供することを目指す。

ACCESS Twine for Carは、自動車メーカー(OEM)やTire1プロバイダーが独自ブランドとして展開が可能なWhite Label(ホワイトレーベル)型のマルチメディア対応コンテンツラインナップと、動画配信(ストリーミング)サービスを提供する車載インフォテインメント(In-Vehicle Infotainment、IVI)プラットフォームから構成される。利用要件は、インターネット接続、車内Wi-Fiスポット、タッチスクリーンデバイスなどとなっている。

複数のデバイス上で高付加価値のコンテンツを提供するため、車載の内蔵デバイスとBYOD(Bring Your Own Device)をリモート・メディア・アクセスにシームレスに連携させることで、エンドユーザーは自宅や他の車両に保存しているコンテンツを視聴できる。

ドライバーが音声コンテンツやニュースをオンデマンドで楽しむ一方、他の同乗者は各自のシートでくつろぎながら動画の視聴や、ゲーム、音楽鑑賞、読書を楽しむことができる環境を提供する。

また、デジタル著作権管理(DRM)によるエンドツーエンドの完全なコンテンツ保護を実装することで、有料動画のコンテンツ・オーナーに対するセキュリティ要件にも適合しているという。

ACCESSでは、あらゆる種類のコンテンツに対応したポータルとして機能させ、最新のストリーミングサービスを提供しやすくするために、ティア1プロバイダー、番組制作会社、コンテンツ権利所有者、コンサルタント、弁護士、著作権管理事業者、DRM技術提供会社、インフラ事業者などそれぞれのステークホルダーと双方向の対話を図り、関係を構築している。