情報通信
全世界1億2千万の企業情報をオンラインでみる
新たなに取引を始めるとき、相手方の素性が気になる。信用できる相手なのか――、B2Bのグローバル化が進むなか海外へ打って出ようとする日本企業にとって、現地企業の情報は、自社の製品・サービスおよびその地の市場性と等しく重要だ。
そこできょう、信用調査会社の東京商工リサーチは、全世界の企業に関するさまざまなビジネス情報を届けるオンラインサービス「D&B Hoovers」の提供を開始した。全世界1億2,000万件の企業に関する基礎情報、グループ情報、業界ニュース、競合先情報、キーパーソン情報、財務情報などのビジネス情報が年間定額で利用できるという。
世界最大級のクラウド型ビジネスデータベース「D&B Hoovers」は、190ヵ国3万種の情報源から得られる膨大な企業・ビジネス情報を1日500万回更新し圧倒的なカバレッジと高い鮮度を保持する。ほかに、視覚的に操作しやすいインターフェイスと170以上の検索キーをはじめとする最新の検索テクノロジー、ホーム画面を個別に最適化できる柔軟なカスタマイズ性など、ユーザーの多様な目的に合わせた豊富な機能を搭載している。
商品ラインナップは、Basic(基本的な企業調査・リストの作成向け)、Advantage(より深い調査とターゲティング向け)、Premium(より大規模データが必要なお客向け)の3種類。これらを用いることにより、海外企業対象の展示会やイベント等で獲得した名刺を選別する際に企業を特定したり、目的に合った高いポテンシャルを持つ企業を迅速に特定したりするなど、「グローバルな営業・マーケティング活動を効果的かつスピーディーに」できる。
「D&B Hoovers」はまた、検索結果を動的なリストとして保存し、常にそのリストを最新情報として更新したり、「効率的な新規サプライヤーの選定を実現」するための相手企業の変化を迅速に通知したりもするとのことだ。