先駆け!東京の屋外ボトルディスペンサー式水飲栓、IoTに

東京の水道水は、どれくらい安全でおいしいのか――。当編集部員は都内の公園を走ったあと水道水をがぶ飲みする。けれども同伴者はそこで口を湿らすだけだし、ときどき見かける外国人たちは水飲栓に顔を近づけようともしない。

2年後にオリンピック・パラリンピックが開幕する都において、国内外を問わずより多くの人に高品質な水道水を実感してもらおうと、東京都水道局では、全国初となる屋外型ボトルディスペンサー式水飲栓を東京国際フォーラムに設置。安全でおいしい水道水を体験できる空間をTokyowater Drinking Stationとして統一的に展開していく。

そしてきょう、ソフトバンクと愛知時計電機は、上記ボトルディスペンサー式水飲栓のIoT(モノのインターネット)化を発表。スマートメーターで取得された水量データがIoTプラットフォーム上で可視化されるため、現地へ行かずとも使用状況を確認できるという。

今回採用された仕組みは、ソフトバンクのNB-IoT(狭帯域)通信ネットワークおよびIoTプラットフォームと、愛知時計電機の電磁式水道メーターを8ビット電文が出力できるように改良したものと毎正時に積算値を発呼するNB-IoT対応の通信機器(無線子機)を組み合わせたもの――。設置された電磁式水道メーターは計測流量範囲が広く、機械的可動部がないため、振動の影響を受けず耐久性に優れ、完全防水構造となっている。

最新のIoT通信に適した技術(OMA LightweightM2M)によって、水道メーターとIoTプラットフォーム間のデータ通信量を削減し、デバイスの電力消費の最小化を目指す。両社は今後、無線自動検針化による水道メーターの検針コストの削減や、スマートメーターから取得する水道利用データと居住者の日常の活動との関連性を分析した見守りサービスなど、新しいサービスの創出に向けて検討を進めていくという。

NB-IoTを利用したスマートメーターによる使用水量の見える化に向けた取り組みについて

カテゴリー: 情報通信   

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