「組立式テント」「災害用簡易トイレ」など非常時対応型駐車場を開設

三井不動産リアルティは、災害時に役立つ各種支援設備を導入した非常時対応型の駐車場として、新潟市に「三井のリパーク」みなとまち新潟駐車場を新たに開設したことを発表した。

この駐車場は新潟駅の南口、南北を結ぶ道路建設予定地の横に位置する、新潟駅周辺の活性化を視野に入れた駐車場。同社はこれまで、環境配慮型や非常時対応型など、「社会インフラ」としての機能にこだわった駐車場づくりを全国各地で進めてきた。新潟県においても、駐車場を災害時の支援拠点として提供することで地域に貢献したいという思いから、新潟駅前に非常時対応型の「三井のリパーク」駐車場を開設することにしたという。

駐車場は、災害時支援設備として、災害時や停電時にも機能する「ハイブリッドソーラーシステム」や、災害時に無償で飲料の提供ができる「Wi-Fi機能付高機能自動販売機」を設置する。また、「組立式テント」や炊き出しに使える「かまどベンチ」などを導入し「車中泊避難」への対応が可能な施設となっている。

さらに、新潟市の地域活性化に寄与するべく、多くの漫画家やアニメクリエーターを輩出する「マンガ・アニメのまち にいがた」の紹介コンテンツや新潟市防災マスコットキャラクターの「ジージョ」と「キョージョ」による防災の呼びかけなどの地域情報を発信するデジタルサイネージや、新潟市を本拠地にするアルビレックス新潟を応援する看板も設置した。