情報通信
企業のWeb担当者の課題解決を支援するAI分析サービス
WACULは、Webサイト分析の人工知能「AIアナリスト」に新機能「毎日の成果管理」を追加した。実際のCV数と毎月の見込みCV数をAI(人工知能)が自動で算出、成果の推移を可視化して報告する。機能追加は2018年3月中にバージョンアップする予定。
AIアナリストは、Googleアナリティクスのアクセス解析データと連携させた大量のデータを人工知能が分析、課題発見、課題ごとの改善方針提案まで全て自動で行うサービス。中小企業経営者や企業のWeb担当者の「Web専任の担当者を置く予算がない」「Webサイトのデータは取っているけど、どう使用していいのか分からない」などの課題解決を支援する。
今回追加した「毎日の成果管理」は、自社サイトの成果を把握・管理するための機能。実際のCV数に加え、獲得見込みCV数をAIが自動で算出、成果の推移を可視化する。値は流入別に見ることができ、施策ごとの成果もひと目で把握できる。また、見込みCV数を把握しておくことで、目標値との乖離が発生した場合、迅速に対応方針が立てられる。
2018年3月には設定いただいた目標CVに対して、進捗状況が順調な場合は「Good」、目標数値の到達が難しい場合は「Bad」と画面上に現在の状況が表示する。判断に悩む時間やCV異常値の見逃しを減らすことができ、効率的に目標管理を可能にする。
WACULでは、以下のような課題を抱える企業担当者を支援できると説明する。
・CVが落ちていたことに長期間気づかず、売り上げにも悪影響が出てしまった
・CVが減った理由の深掘りの方法が分からない
・売上目標はあるがWebのCVの目標はなく、Webサイト周りの改善が進まない
・その月の目標達を達成できるかの予想が特定の人の経験に依存し、精度も保証されていない
・データ集計をエクセルで行っており、かなりの工数が費やされている