自動車ドア開閉耐久試験システムを販売開始、東陽テクニカ

自動車向けドア計測分野に注力する東陽テクニカは、さらなるラインアップの拡充・事業強化を目的に、自動車ドア開閉耐久試験システムを手掛けるドイツのKubrich Ingenieurgesellschaft(以下、Kubrich)と国内総代理店契約を締結した。

東陽テクニカは「ドア閉まり音評価システム」「ドア閉まり性評価システム」「ドアシール面間計測システム」「挟まれ反転荷重(ピンチフォース)計測システム」をこれまで取り扱ってきた。

今回の締結により、欧米の自動車メーカーで幅広く使用される自動車ドア開閉耐久試験システムの3製品、自動車サイドドア開閉耐久試験システム「iCDT」、自動車ボンネット・テールゲート開閉耐久試験システム「LMOT」、自動車ドアノブ操作用マイクロアク
チュエータ「μACT」を販売開始した。

従来の自動車ドア耐久試験システムは「常温環境下でのみしか操作ができない」「ドアの内側からの開閉操作ができない」などの制約があるため、複数素材で作られた新しいドアの性能保証をいかにして行うかが、自動車開発エンジニアの課題になっていた。

この問題を解決するため、東陽テクニカでは、温度変化を伴うドア開閉耐久試験ができる自動車ドア開閉耐久試験システムを販売する。サイドドア開閉耐久試験用のiCDT、ボンネット・テールゲート用のLMOT、ドアノブ操作用のマイクロアクチュエータであるμACTは、自動車のサイドドア、ボンネット、テールゲートに取り付けると、自動的に指定した回数の開閉耐久動作を繰り返し、自動車ドアの耐久性能を計測する。

システムの稼動温度範囲はマイナス40℃~85℃と広く、恒温槽内での温度変化を伴うドアの耐久試験が可能で、複数素材で作られた新しいドアの性能・安全性・耐久性が一定基準に達しているかを検証できる。また、ドアの内外側からシステムからの開閉動作もできるため、実使用環境を模擬した耐久試験を可能にする。

さらに、速度(m/s)、力(N)、エネルギー(J)などの耐久試験実施中のドアの特性も計測し、ドアの状態を監視できるため、自動車ドアの耐久試験をより効率的に実施可能。グラフの作成やレポート出力、データのエクスポートなどデータの収集・解析も簡単・迅速に行え、測定値のリアルタイム解析ができる。

サイドドア・ボンネット・テールゲート向け「自動車ドア開閉耐久試験システム」の販売開始

カテゴリー: 情報通信 , 自動車   

大島 純一郎

大島 純一郎Author

証券系システムエンジニアやIT系資格対策問題集の編集、IT系Webメディアの編集記者などの経歴を生かして、企業向けIT関連の記事制作に携わる。専門は、IT、金融、医療分野。医療情報システムの企画/構築、運用に関する知識を有する専門者としての資格、医療情報技師、情報セキュリティアドミニストレータの保有者。

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