Pepperを操作するプログラミングツールを開発

ソフトバンクグループとソフトバンクロボティクスは、ロボットを活用した教育支援を行う「Pepper 社会貢献プログラム」において、より楽しく、快適にプログラミングを学ぶことができるロボットプログラミングツール「Robo Blocks」を新たに開発した。

Robo Blocksは、子どもや教師がプログラミングの授業などで使い慣れている、ビジュアルプログラミング言語「Scratch(スクラッチ)」をベースに、Pepper 社会貢献プログラム用に開発したロボットプログラミングツール。

ドラッグ&ドロップでブロックを組み合わせることで簡単で直感的な操作が可能。授業運営に最適なユーザーインターフェースを備えており、子ども用・教師用に分けて操作が可能。画面上でPepperの動作や発話、ディスプレー表示、360度視点切り替えなどを確認でき、開発しやすい環境を提供するバーチャルロボット機能を搭載する。

また、Pepper 社会貢献プログラムで教師が活用するプログラミング教育の指導書についても、「コミュニケーション表現」「演算活用」「テーマ別作品制作」などを学べるよう内容を強化・拡充する。これまでの基礎的な学習内容から、より高度な内容を段階的に学ぶことができる「教師用指導書 ステップアップ編」を2018年度から提供開始し、子どもたちの論理的思考力や問題解決力、創造力などの育成を支援する。

さらに、プログラミングの学習だけでなく主要教科や外国語活動(英語)、学校行事などでPepperを活用できるロボアプリを新たに提供し、学校でのロボット活用を促進する。4教科(国語・算数・理科・社会)の演習・復習が可能なドリル/テストアプリ「ロボドリル 小学編 from 学研版全科プリント」や、クイズに正しい発音で答える英単語学習アプリ「What's This?」などを提供する。