ログ分析や全文検索システムを素早く構築可能に

システムコンサルティング事業を展開するアクロクエストテクノロジーは、ビジネスに寄り添うデータ分析体験の向上を支援する「ENdoSnipe Insight+」「ENdoSnipe Search+」を提供開始した。

ENdoSnipeは、Elastic Stackの日本で唯一のOEM製品であり、Elasticsearchの高速さやスケーラビリティ、アジリティを生かして、よりユーザーに身近で使いやすいデータ分析ソリューションを提供するという。

ENdoSnipe Insight+は、データの自動分類・可視化する。ログやマーケティングデータ、経営情報など様々なデータをカテゴリごとに分類し、データ全体を俯瞰する。これにより、一目で注目すべき分析観点を発見でき、効率的にデータを分析する。

また、複雑なクエリを覚える必要がなく、GUI操作でデータを簡単に絞り込むことができる。機械学習の複雑な設定をシンプルな操作で実現し、しきい値判定では難しかった以前とは異なる傾向の異常を検知する。加えて、業務に応じたダッシュボードを開発する「業務用カスタマイズダッシュボード」機能を備える。

アクロクエストテクノロジーによると、ENdoSnipe Insight+は大量のシステムログ分析やリアルタイムのセキュリティ異常検知、ビジネスKPI可視化などに活用できるという。

ENdoSnipe Search+では、Elasticsearchに蓄積されたデータに対して、キーワードで検索でき、検索履歴によるサジェストと高速な検索によって効率的に検索する。また、辞書管理機能を搭載。形態素解析用辞書や同義語辞書をより簡便に管理できる。従来、メンテナンスが大変であった辞書の管理が効率化でき、運用コストを削減するという。

さらに「検索状況分析ダッシュボード」を搭載。ドキュメント数やカテゴリ、含まれるキーワード、検索履歴を可視化する。企業内情報検索やテキスト文書を分析した業務ダッシュボードなどで利用可能。