スーパーボウルをより楽しめるための専用ソリューションを導入

Extreme Networksは、NFLのオフィシャルWi-Fiネットワークソリューションプロバイダーとして「第52回 スーパーボウル」におけるネットワークの可視性と観客のゲーム・エクスペリエンスの改善を目的に、米国ミネアポリスのU.S.バンクスタジアムに専用ソリューションを導入することを発表した。

スポーツ観戦時によりよいファン体験を提供する上で、安定したコネクティビティの提供とリアルタイムのネットワーク分析が重要になっている。エクストリームは、2014年にNFLのパートナーになって以来、NFLの10チームに対して高密度Wi-Fiソリューションを、その他の12チームにも豊富なインサイトを提供するWi-Fiアナリティクスを提供してきた。

その間、スーパーボウルでのデータ使用は、ソーシャルメディアを中心に268%以上も増加。スーパーボウル50とスーパーボウル51を比較しても、わずか1年でソーシャルネットワークのデータ転送は実に55%も増加している。

例えば、第51回のスーパーボウルでは、それまでの記録を破って11.8TB(テラバイト)のデータがネットワークを通じて転送されたという。同社は、ExtremeAnalyticsによってもたらされた知見によって、ファンがどのように試合と関わっているかをより深く把握することができ、試合当日のファン体験をさらに高めることができると説明する。

エクストリームのクラウドベースのアナリティクス機能は、ネットワーク管理者がネットワーク使用状況のスパイクを目視で確認でき、ファンがソーシャルメディアを通じてどのように試合やGame Dayアプリに関わっているかをモニターすることができる。

オンサイトの観客向けのサポートとして、資格を持った20人のエクストリームネットワークス専属Wi-Fiコーチをスタジアムに配備。観客はこれらのコーチにコネクティビティについて、またスーパーボウルGame Dayアプリへのアクセスについて質問できる。さらに、試合中はスーパーボウルGame DayオペレーションセンターやSeven Steakhouse Sushi & Rooftop Restaurantを含むスーパーボウルの提携先にもWi-Fiを随時提供する。

ナショナルフットボールリーグ、情報技術サービス担当バイスプレジデント、Aaron Amendolia(アーロン・アメンドリア)氏は「エクストリームネットワークスはNFLのパートナーになって5年目となるが、毎年すばらしいサポートとソリューションを提供してくれるので、とても頼りにしている。ExtremeAnalyticsを導入することで、ファンが試合中どのようにテクノロジーを使っているかを知ることができるため、エクスペリエンスを向上のためのヒントが得られる。エクストリームのWi-Fiコーチプログラムも、ファンサービスとして重要だ。多くのファンがスーパーボウルに夢中になり、そこでの体験をシェアするためにはテクノロジーが大きな役割を担っている」とコメントしている。