Pepperの活用の幅を広げられる新機能を追加

M-SOLUTIONS(M-SOL)は、ソフトバンクロボティクスの人型ロボット「Pepper」の動作設定サービス「Smart at robo for Pepper(以下 Smart at robo)」をアップデートし、ヤフーが提供する「myThings Developers(myThings)」との連携など、3つの新機能を追加した。

myThingsは、myThingsプラットフォームを活用し、事業者や個人開発者が独自のサービスを生み出すことのできるツール。

Smart at roboは、自由自在に動作設定を行えるPepper向け動作設定アプリ。セリフや動画、画像を指定するだけで、Pepperを簡単に動作させることが可能。結果はリアルタイムに保存し、一覧表示やグラフ表示することもできる。

myThings連携機能は、天気予報やカレンダー、SNSなどmyThings上に用意されているIoT製品やWebサービス(チャンネル)との連携をプログラム不要で行える機能。IoTセンサークラウド連携機能は、ボタンや人感センサー、マットセンサーなど外部機器との連携をプログラム不要で行える。メールや既存のチャットツールなどに加えて、Chatworkへの通知にも対応した。

myThings連携では、雨の予報が出たら傘を持っていくように発話させたり、開始時間の近づいたイベントを案内したり、myThings上の様々なチャンネルとPepperが簡単に連携できる機能を提供する。

またIoTセンサークラウド連携では、ボタンや人感センサーなど外部機器との連携機能を提供し、自動ドアが開くタイミングで挨拶をさせたり、レジに設置したボタンとの連携で空きレジの案内をさせたりといった設定が簡単にできる。同社によると、これらの機能によりPepperの活用の幅を広げられるという。