アスクル最大の都市型物流センターで地域との共生を実現

アスクルは、2018年2月に予定している「ASKUL Value Center 関西」の全面稼働に先がけ、開所式を実施。また同日、吹田市およびグローバル・ロジスティック・プロパティーズが組成した特定目的会社との3者間で、吹田市が災害に見舞われた際の応援協定の調印式を行った。

アスクルでは、メーカーから商品を仕入れ、物流センターに在庫し、お客様にお届けするまでの調達・物流・配送の各工程において、最新技術を活用した物流の高度自動化を進めている。

ASKUL Value Center 関西は「人が歩かない物流センター」とのコンセプトに基づき、2016年5月に稼働開始したASKUL Logi PARK横浜において部分的に導入した自動倉庫や3D搬送ロボットを10倍以上の規模で導入するなど、商品在庫効率や庫内作業生産性を高め、業務の自動化・省人化により24時間365日フル稼働する物流センターの実現を予定。また、すでにALP横浜のピッキング工程にはロボットを1台導入しているが、ASKUL Value Center 関西では本格的な導入を進め、eコマースの物流における最適なロボティクスモデルの実現に向けた研究開発を進めていく。

ASKUL Value Center 関西は、住宅地や学校などに隣接する都市型の物流センター。アスクルは、2017年に発生した「ASKUL Logi PARK 首都圏」における火災以降、地域と結びついて事業を継続していく想いを強めている。今回、地域との共生を積極的に図る手段の1つとして、2協定の締結に至った。

ASKUL Value Center 関西は、潤沢な生活必需品の商品在庫と、大量の物品を迅速かつ効率的に取り扱える物流機能を有しており、災害時における地域のライフラインの役割を果たしていく。この協定は、2018年1月12日に締結した、埼玉県日高市(ASKUL Value Center 日高 所在)との間の「災害時の食糧等の提供に関する協定」に続き、アスクルが締結する災害時協定の2例目となる。