操作ログの取得で不正行為を抑止

日立ソリューションズ・クリエイトは、ボスコ・テクノロジーズの次世代操作監視プラットフォーム「SMART GW(スマートゲートウェイ)」を活用した「操作監視ソリューション」を販売開始する。

昨今、情報漏えいの企業に与える影響が多大であることから、情報セキュリティ対策として外部からの攻撃への備えに加え、内部不正による情報漏えいの防止が求められている。そのためには、システム全体の操作ログの記録・監視を行い、証跡管理の環境を整備することが急務とされている。

こうした企業の情報セキュリティ対策という課題の解決に向け、日立ソリューションズ・クリエイトは、PC、サーバ、ネットワークに対する操作全体を監視する「操作監視ソリューション」の提供を開始した。

SMART GWと日立ソリューションズ・クリエイトの既存ソリューションである「オペレーション証跡ソリューション」とを組み合わせることで、システムの操作監視を行いたいと考えるユーザーはもとより、不正な操作を事前に抑止したい、あるいは、万が一の事態に備え、事後の追跡が可能な環境を準備したいユーザーに向けて、要件定義支援、監視管理項目の設計からシステム構築、導入後のサポートサービスまでをワンストップで提供する。

ユーザーが行ったUNIX系サーバやネットワーク機器に対するコマンド操作を記録。監視対象のOSや機器を選ばず、「telnet/ssh」の実行コマンドを記録することが可能。その他、特権ID管理や監視対象機器へのアクセス制御、特権コマンド制御を行い、内部不正抑止を支援する。

Windows PCやサーバの作業内容をPCやネットワークに負荷をかけることなく、記録し続ける。記録した内容は動画で確認できる。ユーザーに監視の目を意識させることとなり、不正行為への抑止力となる。