健保向けに健診受診促進を支援するサービス

東京海上日動と東京海上日動メディカルサービス(以下、TMS)は、三菱総合研究所(MRI)と連携し、健康経営を目指す企業やデータヘルス計画を推進する健康保険組合向けに、健診受診促進、健康増進事業を支援する「メールde健康エール」の提供を開始した。

メールde健康エールは、MRIが総務省事業「ICT健康モデル(予防)実証」の成果を踏まえ、被扶養者の健康意識向上・健診受診率アップを支援するために2016年4月から試行事業として提供し、2017年4月から健保向けに有償販売を開始したサービス。

被扶養者のメールアドレス取得方法を提案し、できるだけ多くのメールアドレスを取得、MRIにて保管、管理。その後健保に代わり、被扶養者健診、がん検診の受診促進のお知らせを未受診の度合いに応じてメルマガを出し分けて配信し、申込リンク先からの健診に関するアクセスを誘導することで健診受診率アップを支援する。

また、健康意識を高め、行動変容を促すための健康情報サイトを提供し、メルマガにて健康トリビアを配信したり、健康Web日誌「いきいき健康チャレンジ」を提供。健保に対しては、健診機関の住所と扶養者の住居地、健診に対するWebアンケート結果をマッピングし、そこから得られた健診受診率アップに向けた課題や、データヘルス計画策定にも役立てられるKPI(Key Performance Indicator)などをレポートとして提供する。