ADAS開発支援、自動運転用製品をデモなどで紹介

ZMPは、「オートモーティブワールド 2018」にて、各地の公道実証実験で活用されている自動運転車両「RoboCar MiniVan」および実証実験支援サービス、ADAS開発を支援する公道でのデータ取得サービス「RoboTest」、自動運転用ステレオカメラ「RoboVision3」など最新の製品・サービスを出展する。

自動運転車開発プラットフォームであるRoboCar MiniVanは、7、8人乗りの市販ハイブリッドミニバンをベース車両とした実験車両で、コンピュータから「走る」「曲がる」「止まる」を制御可能な車両。周辺環境を把握する各種センサーや、自動運転に必要な認知・判断を行う車載向けコンピュータであるIZACを搭載することで、自動運転の実験が可能なプラットフォーム車両。現在、各地にて開催されている自動運転サービスの実証実験でも活用されている。実験車両に加えて、公道走行のための高精度地図の利用やナンバー取得なども支援する。

実車実験走行サービスであるRoboTestは、実車での車両、設置機器のデータ収集にかかるシステム構築からドライバマネジメント、さらに利用目的に合わせてデータ変換からデータ分析まで行うことで、ユーザー工数を大幅に削減できるサービス。

自動運転用であるRoboVisionシリーズは、最新ソニー製車載向け高感度イメージセンサー「IMX390」を搭載した距離計測や画像認識に活用可能な自動運転用ステレオカメラ「RoboVision3」の展示、「RoboVision2」の高感度CMOSセンサーを用いた夜間の画像データ計測や点群データを用いた物体検出など展示会場でもデモンストレーションを行う予定。