トーマツ、企業のリスク分析サービスを提供

事故や災害、犯罪による被害、訴訟の提起、制度の改定、為替や株価の変動など、企業を取り巻くリスクは多種多様に存在している。このようなリスクに対する備えがないと、リスク環境変化に対応できずに経営が苦しくなる可能性もある。

監査法人トーマツは、国内監査法人初となるクラウドベースのリスク分析サービス「リスクアナリティクス オン クラウド(Risk Analytics on Cloud)」の提供を2018年2月に開始する。このサービスを利用することで、データを活用したリスク管理に課題を持つ企業は効率的にリスクを評価でき、新たなリスクへの適時・適切な対応が期待できる。同社は今後3年で200社以上への導入を目指す。

不正会計やコンプライアンス違反など、業種を問わず、企業の不祥事は絶えない。また、企業活動のさらなるグローバル化、新たな法律の制定や規制の強化などの環境の変化に伴い、企業が直面するリスクはますます多様化・複雑化している。トーマツによると、これらのリスクから企業価値、ステークホルダーの利益を守るためには、リスクを適時・適切に把握し、早期発見による被害の最小化を図るだけでなく、意思決定のスピードを早めることが重要だという。

今回発表したサービスは、デロイトのグローバルかつ豊富な事例と経験を基に、リスクシナリオと分析ロジックを分析アプリケーションとして独自開発し、トーマツが保有する「Deloitte Analytics Cloud」上で提供する。Deloitte Analytics Cloud(デロイト アナリティクスクラウド)は、トーマツが保有するプライベートクラウド。国内複数のデータセンターでサイバーセキュリティの監視を24時間365日行うことで高セキュリティと高可用性を確保している。

企業の利用者は、所定の形式でデータをアップロードし、分析用アプリケーションを通じて分析結果を確認する。これにより、企業は初期投資を抑えて、最新のリスクに対応した分析を常時利用することが可能となり、適時・適切にリスク対応できるという。さらに、適時更新される最新のリスクシナリオと、使い続けることで蓄積したデータによって、分析精度は高まる。また、分析用アプリケーションは今後順次追加していく予定。

特に、経営企画部門・経理部門においては、多数ある子会社や事業のリスクの早期発見、内部監査部門においては、効率的・効果的な監査の実施に役立つという。

国内監査法人初、クラウドベースのリスク分析サービス「リスクアナリティクス オン クラウド」を2018年より提供開始

カテゴリー: 情報通信   

大島 純一郎

大島 純一郎Author

証券系システムエンジニアやIT系資格対策問題集の編集、IT系Webメディアの編集記者などの経歴を生かして、企業向けIT関連の記事制作に携わる。専門は、IT、金融、医療分野。医療情報システムの企画/構築、運用に関する知識を有する専門者としての資格、医療情報技師、情報セキュリティアドミニストレータの保有者。

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