窓口での本人確認や入力作業の効率化を支援

また、改正犯罪収益移転防止法によって、取引時における本人確認の厳格化が進み、写真証明付き本人確認書類の利用機会が拡大している。

PFUは、運転免許証など主要な3種類のカード型本人確認書類を自動認識するタブレット対応OCRソフトウェア「DynaEye 本人確認カメラOCR」を提供開始した。

DynaEye 本人確認カメラOCRは、活用ニーズの高い運転免許証やマイナンバーカード、在留カードを自動判別して文字認識する。これまでは、運転免許証、またはマイナンバーカードの1種類のみに対応していた。今回は新たに在留カードを加えた3種類の本人確認書類に1製品で対応する。書類の自動判別機能を搭載し、それぞれの書類様式に特化した高精度な文字認識を行う。

また、各種タブレット端末を本人確認書類にかざすだけで自動的に撮影可能。ピント、手ブレや照明の映り込みを判断し、文字認識に適した状態で撮影する。撮り直しの手間が減り、手動で撮影した場合に比べて業務効率の向上が図れる。

本人確認作業と併せて、住民票の写しや各種申込書などその他の関連書類を撮影し、文書として最適な画像を出力するカメラスキャン機能を搭載している。本人確認書類の撮影と同様の自動撮影機能により、より鮮明な画像を撮影できる。様々な書類を取り込めることで、タブレット端末の活用の幅が広がり、窓口以外でも申し込み手続きを受け付けることも可能。

DynaEye 本人確認カメラOCRでは、開発環境用ライセンスと実行環境用ライセンスの2種類を用意している。