温度ムラや熱だまり箇所を特定する計測システム

工場や飲食店などでは、温度管理が必要な製造工程において設備からの排熱による温度ムラ発生や、厨房での温冷熱の偏りによる作業環境悪化などの課題があり、温度ムラや熱だまり箇所の特定が求められていた。

中部電力と九州計測器は、空間温度を4Dで表示できるワイヤレス型温度計測システム「MieruTIME 4D(ミエルタイム フォーディー)」を共同で開発した。

MieruTIME 4Dは、温度を計測するワイヤレス型のポールを配置し、無線でPCにデータを集約し映像化することで、目には見えない空間の温度ムラや熱だまりなどの室内環境を可視化する。計測ポールの長さは4段階の可変式。無線タイプにより、コード引き回しによるポール移動や配置の手間が省ける。また、改善する様子をリアルタイムで確認できるため、検証時間の大幅な短縮と給気・換気量の運用変更などによる改善精度の向上が図れるという。

中部電力では、工場や飲食店などからの要望に応じて、計測・解析サービスを行うエネルギーソリューションサービスの提供を開始した。また、この製品を活用した中部電力のサービスを利用することで、温度ムラや熱だまり箇所の特定、改善策の検討、改善効果の確認までを支援する。2018年2月から中部電力と九州計測器から年間30台を目標に販売する。

ワイヤレス型温度計測システム“MieruTIME 4D(ミエルタイム フォーディー)”の開発および計測・解析サービスの開始について

カテゴリー: 情報通信 , エネルギー   

大島 純一郎

大島 純一郎Author

証券系システムエンジニアやIT系資格対策問題集の編集、IT系Webメディアの編集記者などの経歴を生かして、企業向けIT関連の記事制作に携わる。専門は、IT、金融、医療分野。医療情報システムの企画/構築、運用に関する知識を有する専門者としての資格、医療情報技師、情報セキュリティアドミニストレータの保有者。

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