ホームIoTを実現する「au HOME」が「Google Home」と連携

最近、「スマートホーム」という言葉を耳にするようになった。スマートホームとは、家庭内の電化製品をネットワークでつなぎ一括管理し、これらを操作して快適なライフスタイルを実現する住まいのことだ。そんな便利な暮らしを支援するauがサービス内容を拡充した。

KDDI、沖縄セルラーは、ユーザーの豊かなライフスタイルをIoT(モノのインターネット)でサポートする「au HOME」のサービス内容の拡充と利用対象者を拡大する。

au HOMEは、各種センサーがついたIoTデバイスとスマートフォンを連動させて、子ども・ペットの様子やドアの施錠状況など確認できるサービス。窓の開閉状況や開閉履歴がアプリで分かる「開閉センサー 01」、鍵の開閉状態、開閉履歴をアプリから確認可能な「鍵 開閉状況センサー 01」、外出先でも自宅の様子が確認でき、会話も可能な「ネットワークカメラ 01」などで構成される。今回、赤外線通信で家電のオン/オフを変更できる「赤外線リモコン01」と、コンセントとプラグの間に挟むことで電力使用量が確認できる「スマートプラグ 01」を追加した。

また、au HOMEは「Google Home」や「Google Home Mini」に対応。「OK Google,エアコンつけて」などと呼びかけるだけで、赤外線に対応した家電の操作が可能になる。さらに、au HOMEの対象者を「auひかり」以外のインターネットサービス、かつ、auユーザーにも拡大する。自宅にWi-Fi環境がある場合、Wi-Fi環境に「無線通信アダプタ」を接続することで、また自宅にWi-Fi環境がない場合は「Qua station」を使用することで、au HOMEが利用できる。

au HOMEは、2018年春以降、事前にシナリオを設定することで、スマートフォンや音声で操作をしなくても、家電や「au HOMEデバイス」を操作できるサービスの提供を開始する。例えば、最寄り駅に到着すると、自宅の照明やエアコンがONに、開閉センサーで外出を検知したら自宅の家電の電源がOFFになるなど、様々なシナリオを用意する。

また、au HOMEアプリ上で自宅にある家電を登録することで、保有する家電を一元管理し、いざという時に見つからない取扱説明書に簡単にアクセスできる機能を追加。ライフデザイン商材との連携を強化に向け、保有家電と最新家電との電気料金比較、買い替えの提案、消耗品が「Wowma!」で簡単に購入できるといった機能を提供する。