さらに安心な純正カーナビを追加

近い将来のコネクティッドカー(つながるクルマ)に向けて、その技術は日々進化している。ニュースに感心しているだけでなく、現行の車載機器も、刮目してみなければならない。ナビはスマホアプリで十分だ、などと高をくくっていると、時代後れの人になる。

きょう、トヨタ自動車は、純正ナビゲーションのオプションとして、「安心機能付きドライブレコーダー(一体型)」、「雨滴除去機能付きマルチビューバックガイドモニター」、「ETC2.0ユニット(ナビ連動タイプ・光ビーコン機能付)」を開発したと発表。全国のトヨタ車両販売店、トヨタ部品共販店を通じてこれらを明日発売するとした。

安心機能付きドライブレコーダー(一体型)は、今年3月に発売した「安心機能付きドライブレコーダー(別体型)」より機能を厳選。通常のドライブレコーダーの基本機能に加え、ふらつき・はみ出し走行通知、車両接近・前方車両発進通知、進入禁止標識通知などの機能を備え、安心な運転を支援する。

雨滴除去機能付きマルチビューバックガイドモニターはバックカメラに雨滴などが付着した際、カメラ上部に装着されたノズルから高圧空気を噴射することでそれを除去。モニターに映し出された後方映像が見えづらくなるのを防ぐ。

そして、従来のETC機能に渋滞回避や安全運転サポートの働きが追加されたETC2.0。これに対応したナビ連動タイプ・光ビーコン機能付ユニットでは、信号連携減速案内・信号待ち発進準備案内を実現。赤信号での待ち時間目安をナビ画面に表示するほか、交差点に到着する時に信号灯色が赤になることが予想される場合、光ビーコンから得た信号情報をもとに、ドライバーへ早めのブレーキによる緩やかな減速を促すことで、スムーズかつ安全な運転を支援するという。