東京急行電鉄(東急電鉄)は、東急線アプリの機能を拡充し、Amazonが提供するクラウドベースの音声サービス「Amazon Alexa(以下、Alexa)」に対応した。東急線アプリの運行情報を音声サービスに対応し、情報のバリアフリー化を推進する。
今回、音声で操作できるAlexaに対応するデバイス(Amazon Echoなど)に「アレクサ、東急線アプリ」と話しかけるだけで、東急線各線の運行情報をリアルタイムに把握できるようになった。画面を閲覧せずに音声だけで操作することで、視覚障害を持っている人でも簡単に情報を確認できるという。
東急電鉄によると、国内で初めてAlexaに対応したサービスの一つだという。東急線アプリでは、ユーザーの利便性や快適性の向上を図るため、Alexaに対応するサービスの拡大を検討していく。今後も、日々進化する情報配信ツールに柔軟に対応し、東急線をご利用されるユーザーのニーズに沿った情報を提供することで、安全・安心・快適な東急線を目指す。
Alexaは、音楽の再生、ニュースやスケジュールの読み上げ、タイマーやアラームのセット、プロ野球や大相撲などスポーツ結果の確認など、日常の様々な場面で利用できる。また、Amazon Echoは、遠隔音声認識技術と7つのマイクアレイにより、部屋中の様々なところから発せられる音声を明確に聞き取れる。