ドローン専用画像処理ソフトウェアの販売・講習を開始

クオリティソフトとテラドローンは、クオリティソフトが運営するJUIDA認定スクール「ドローンビジネスカレッジ」の全校、ネットショップ「DBC SKYWORKS」にてテラドローンが開発・販売を行うドローン専用画像処理ソフトウェア「Terra Mapper Desktop」の講習や販売を開始する。

Terra Mapper Desktopは、ドローンの自動航行や画像処理、三次元画像解析など従来は複数のソフトが必要であった作業フローを単一ソフトウェアで実行できる。より低コストで精密な対象物の2D/3Dデータを取得可能にする。例えば、ノートPCで、飛行からデータ処理・解析、アウトプットと共有まで一貫して処理できる。

また、他社ソフトウェアと比べても、Terra Mapper Desktopでは5分の1までコスト削減が図れる。クオリティソフトによると、従来製品と比べてデザインが分かりやすく操作が簡単であり、高負荷な解析機能に対応できるという。さらに高度な点群処理によって現場で使える情報の作成にも役立つ。

テラドローンは、2017年8月下旬にドローンでより簡単に素早く現況の地形データを把握するための専用のサービス「Terra Mapper」の販売を開始した。その後、ドローンの飛行トレーニングや測量・施工管理のために使用されるソフトウェアの講義を行っているスクールから、Terra Mapperの使用方法などの講習依頼が増加したという。

そのようなニーズに応えるため、Terra Mapper Desktopが測量に特化したソフトウェアであることから、i-Construction対応の測量コースや赤外線カメラによる太陽光パネルの点検のドローン飛行トレーニングを得意とするクオリティソフトDBC全校にてTerra Mapperの講習スクールを開始。また、通販サイト「DBC SKYWORKS」でTerra Mapper Desktopの販売を開始することになった。