産業/IoT向けNFCタグICを発表、ams

amsは、産業用グレードの品質基準を満たし、ミッションクリティカルなアプリケーションや長寿命製品において優れた信頼性を発揮するダイナミックNFCタグIC「AS3956」を発表した。

AS3956ダイナミックタグは、ホストマイコン経由でスマートフォンなどのあらゆるNFCリーダー間を非接触でつなぐ、橋渡しとしての役割を果たす。また、NFCフォーラム仕様に完全準拠したNDEFメッセージングプロトコルをサポートしており、iOSデバイスなどの全てのNFC対応携帯電話との相互運用性を保証する。

amsでは、以下のような用途を想定している。
・40℃~125℃の極端な温度範囲で使用されるなど、過酷な動作条件にさらされる産業用/IoTアプリケーション
・HVAC装置、補聴器、道路・橋・公共施設などインフラ向けのワイヤレスセンサーなど長い動作寿命を必要とする製品。AS3956の内蔵EEPROMメモリは、最低でも書き込み/消去サイクル100,000回、125℃で10年のデータ保持を実現する。
・故障率ゼロが求められるミッションクリティカルな製品

AS3956には、設計者が柔軟にNFC対応アプリケーションを実装できる様々な機能が含まれている。具体的には、ホストマイコンへの12CおよびSPIインターフェース両方の提供、そして1.65V~5.5Vの幅広い電源電圧範囲などが挙げられる。

また、NFCリーダーによって生成された受信RF電界からエネルギーを引き出し、外部デバイスに最高で5mAを供給するエナジーハーベスト機能を備えている。エナジーハーベストにより、生体認証スマートカードのバッテリ寿命を延ばしたり、例えばスマートインスリンペンに必要とされるように無線センシングソリューションを実装したりするための、標準無線充電に対するコスト効率が高く、実装面積が小さい代替品として利用できるという。

AS3956は高さが0.3mm、フットプリントが1.8mm×1.4mmの小型チップ・スケール・パッケージ(CSP)、および3mm×3mmのMLPDパッケージにて提供する。発注数量は1,000ユニット単位となっている。

ams、インダストリアルIoT向けNFCセンサインターフェースを発表

カテゴリー: 情報通信 , 製造   

清水 美孝

清水 美孝Author

株式会社ジェイスピン ジェネラルパートナー/代表取締役。外資系・国内ハイテク企業を中心にマーケティングおよびパブリックアフェアーズ分野のコンサルティングサービスを提供。

Pickup

小さくはじめて大きく育てる 日本版IoTの勝ちパターン ~かんたんIoTで現場力を活かす~
第4次産業革命、IoTに特化した小冊子「Industry4.0 IoTナビ」の第5弾の完全版(一部抜粋版)です。 会員の方は資料ダウンロードして、全ページご覧いただけます。  続きを読む

関連記事