インフォテリア、秋田県仙北市でふるさとテレワークを実施

インフォテリアは、秋田県仙北市の農家民宿「輝湖」で実施する「ふるさとテレワーク」を実施する。Web会議システムを活用した本社(東京)とのTV会議などを報道機関向けに公開する。

インフォテリアは、2011年の東日本大震災を機に、オフィスに出社しなくても業務が遂行できるよう、タブレットなどのモバイル端末やノートPCの支給、労働時間ではなく成果物から従業員の労働成果を推し量る「アウトプット主義」の徹底などの体制構築を進めてきた。

現在ではテレワークは定着し、最近では予想最高気温が35度以上の猛暑日には「猛暑テレワーク」、積雪などで交通機関に影響がある場合などは「豪雪テレワーク」など、出社が困難な状況でも無理なく業務を遂行できる環境を整備してきたという。

今回の「ふるさとテレワーク」では、インフォテリアの当社スタッフ1人県仙北市の農家民宿「輝湖」に滞在し、オフィスから遠く離れた遠隔地方におけるテレワークを運用する上での課題や成果などを確認する。農家民宿におけるリモートワークを実施し、仙北市地方創生総合戦略室や農山村体験デザイン室へのインタビューを行うというもの。

実証実験を行う秋田県仙北市とインフォテリアは、「企業版ふるさと納税」事業も展開している。毎年100万円の寄付(納税)に加え、ドローンやモバイルアプリなどのITを活用した協業も展開してきた。今回の実験に引き続き、農家民宿にタブレットを無償貸与し、インフォテリアのアプリケーションを活用したインバウンド向けコンテンツ配信を、現地に滞在するインフォテリア従業員のサポートにより運用開始するなど、地域振興や地元事業者の方々とのノウハウ共有を行う予定。