パルコ、ロボットによる案内/棚卸業務の実証実験

パルコは、08ワークス、日本ユニシスと共同で、商業施設・小売店などでの業務に特化したロボット「Siriusbot」を開発した。池袋PARCOに設置し、実証実験として実際に来訪者への館内の案内、テナント従業員向けに棚卸の業務補助のサービスを提供する。

Siriusbotには「案内モード」「走行モード」「棚卸モード」の3種類のモードが備わっている。案内モードでは、日本語・英語で来訪者の問合せをヒアリングし、探しているショップや施設情報を、音声と画面を使って案内する。走行モードでは、目的のショップまで一緒に走行して案内する。棚卸モードでは、閉店後、店内商品に付いた電子タグを認識して在庫数を集計し、棚卸を行う。

実証実験では、池袋PARCOのショップやレストラン、トイレ、ATMなどの館内施設を会話形式で案内。また、池袋PARCO本館5階のフロアの目的のショップまで同行する。

また、案内業務における「店舗案内機能」は、店舗だけでなく空港や駅ビルなど広い施設内や観光施設など多言語による案内を必要とする施設での利用も期待できる。さらに棚卸し業務における「在庫管理機能」は倉庫での商品管理でも活用できる。

Siriusbotは、走行中はセンサーが障害物を360度検知し、障害物のないルートを自ら選択して通路を走行する。また、周囲の歩行者や障害物に接触する恐れがある場合には、自動で停止するように設計されており、商業施設においても安全に案内できるという。