百五銀行、RPA導入で年間1,283時間の作業削減に成功

NTTデータは、NTTデータ東海とともに、百五銀行に対し、業務効率化や働き方改革を支援するRPA(Robotic Process Automation)サービス「WinActor(ウィンアクター)」の試行導入を開始した。格付自己査定業務の一部を自動化し、年間1,283時間の削減効果が得られたという。

NTTデータによると、2017年5月から9月に本部事務のうち「格付自己査定業務」「投資信託集計報告業務」の2業務においてWinActorの事前検証を行い、格付自己査定業務では年間1,283時間の削減効果が確認され、WinActorの導入しやすさとアフターフォローが評価されたという。

WinActorは、2010年にNTTアクセスサービスシステム研究所で生まれた技術をベースとするRPAサービス。RPAとは「ソフトウェア型ロボットによる業務自動化の取り組み」のことを指し、「仮想知的労働者(Digital Labor)」とも言われ、主にバックオフィスにおけるホワイトカラー業務の代行を担う。

2013年にNTTアドバンステクノロジが製品化に成功。NTTデータは販売元として、提供パートナーの開拓や技術研修教材作成などを担当している。

NTTデータによると、WinActorは完全日本語対応の分かりやすい直感的で操作可能なツールを備え、業務部門が自ら扱える操作容易性が強みだという。また、導入後も業務部門主導で自動化率向上の取り組みを継続的に実施できる点が百五銀行に評価され、事前検証の上、試行導入が決定した。

百五銀行では、2016年4月1日に「働き方改革推進室」を設置し、銀行全体としての労働生産性を高める取り組みを行ってきた。その取り組みの中で行内でのデスクワークを代行・自動化するRPAのニーズが高まっていた。

今回の試行導入では、本部事務において対象業務を拡大して効果測定を実施する。その結果によって本格的にWinActorの導入を進めていく計画。