フルHD×1.8倍の高解像度で様々なドライブシーンを録画

自動車ユーザーの安全・安心意識が高まり、また車載映像がテレビ報道などで放映されるケースが増えたこともあり、近年、ドライブレコーダーの普及は急速に進み、今後もさらなる市場拡大が見込まれるという。

JVCケンウッドは、これまで培ってきた車載技術と映像・光学技術の融合により、ドライブレコーダーに高機能・信頼性・高画質録画を兼ね備えたことで高い評価を得ていて、2016年度には、ドライブレコーダー販売数量第1位(GfK Japan調べ)を獲得した。ケンウッドブランドの2018年新ラインアップとしてきよう、「DRV-830」を来月中旬、「DRV-W630」「DRV-630」を下旬に発売すると発表した。

全モデルで、フルハイビジョンの約1.8倍の解像度となるWQHD(Wide Quad HD)3.7メガ録画を実現――。露出を変えた複数の撮影画像を合成する「HDR(ハイダイナミックレンジ)機能」を搭載していて、逆光やトンネルの出入り口など、明暗差が激しい環境時におきやすい「白とび」や「黒つぶれ」を抑え、明瞭な映像を記録する。さまざまな車両状況に対応する4つの記録モードと、前方衝突・車線逸脱・発進遅れ警告や衝突検知の"Gセンサ"、高感度"GPS"による自走位置記録など、ドライブをサポートする「運転支援機能」とを備えている。

最上位モデルの「DRV-830」は、大型の3型ワイド液晶に加え、ダブルスロット搭載によるリレー録画や、低フレームレート記録モードによる長時間録画に対応する。「DRV-W630」では、新たに無線LAN機能を搭載。スマートフォンとの連携を可能とし、録画映像の活用の幅が広がるという。

今後、機能面、価格面において二極化が進むと予想されるドライブレコーダー市場において、ケンウッドブランドならではの高機能・高性能にこだわったハイエンドモデルとして展開していく構えだ。