複数ソーシャルメディアのアカウントを統合管理できるサービス

富士ゼロックスは、企業が異なるソーシャルメディアに開設している複数アカウントを統合管理できるクラウドサービス「SkyDesk Social(スカイデスクソーシャル)」を提供開始した。

SkyDesk Socialは、複数ソーシャルネットワークサービス(SNS)への一括投稿や、「いいね」やコメントをしたアカウントの属性、コメント内容のポジティブ/ネガティブを分析し、次回の投稿へ活用するなど、企業のSNS運用を支援するもの。顧客情報を統合管理し営業力や顧客接点の強化を支援するクラウドサービス群「SkyDeskシリーズ」の新サービスだ。

同サービスでは、ブランドごとに5種類までのSNSアカウント(Facebook、twitter、Instagram、LinkedIn、Google+)を統合し、管理・分析できるSkyDesk Socialにより、企業のSNS活用を促進、SNSを通じたマーケティングを支援する。富士ゼロックスによると、スタンダードプランであれば半年の契約で5000円台と手ごろな価格帯で、導入しやすい価格設定となっているという。

具体的には、ブランドごとの複数SNSへ同時に、指定した日時に予約し投稿することが可能。さらに、過去の投稿への反響実績から、より反響の多い投稿タイミングを自動予測し提案する機能「SmartQ(スマートキュー)」を活用した投稿もできる。

また、投稿に対して反響を寄せたアカウントの属性分析や、同社が開発した自然言語処理技術を活用してコメント内容を判定し、良し悪しの割合を可視化できる「センチメント分析」機能も備える。これらの結果をレポートで一覧でき、ブランド強化にどのようなコンテンツが有効かを分析可能。さらに、複数キーワードについて、同時に複数SNS上の情報を検索し、関連の高い投稿を見つけ「いいね」するなどの双方向コミュニケーションを可能にする「モニタリング」機能なども搭載している。