ビジネス最適化プラットフォームを提供するドーモは、JTBグループにおけるインターネットオンライン販売事業を担うi.JTBが、同社のデータドリブン経営の実現に向けたプラットフォームとして「Domo」を採用したことを発表した。
i.JTBでは、国内外のツアー、宿泊などの多数の商材をJTBホームページに加え、るるぶトラベル、コンビニエンスストアなど様々なチャネルで販売している。これまで商材やブランドごとに異なるシステムのため、全社を横断した実績集計に大きな工数を要していた。このため、日々変化する予約・販売データからビジネスの全体像をタイムリーに把握し、ビジネスを最適化させるための仕組みが求められていた。
これらの課題解決に向け、多数の商材やブランドを横断して社内の様々なデータを統合、レポートを自動作成し、経営層からビジネスユーザーまでが視覚化されたデータをもとに意思決定することを可能にするDomoが採用した。
i.JTBはDomoを活用することで、商材を超えた全社横断の販売額や収益率、先行販売や予約キャンセルの状況を把握し、タイムリーに意思決定を行うことができる。また経営層は売り上げ予測を立て、各部門のパフォーマンスを把握し、売上実績に基づく経営資源の最適化に向けたアクションを取ることができるという。
今後Domoは、i.JTBのマーケティング部門と経営層を中心に利用開始され、将来的には広告やWeb解析、会員データベースなどの基幹データも統合し、コスト管理も含めた全社的なビジネス最適化プラットフォームとして活用される予定。