Eコマースの多店舗展開における作業負荷を軽減

日本システムウエア(NSW)は、Eコマース運用自動化サービス「Creoss-RoboEX」の提供を開始した。Eコマース多店舗展開におけるバックオフィス業務の自動化を支援する。

Creoss-RoboEXは、RPAテクノロジーズのRPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)「BizRobo! BasicRobo」と、デジタル・インフォメーション・テクノロジーの「Microsoft Excel」業務イノベーションプラットフォーム「xoBlos(ゾブロス)」の連携によって、Eコマース多店舗運用に伴う顧客の負荷を軽減するサービス。

近年Eコマース事業は、モール出店や自社サイトによる複数店舗化が顕著になってきている。NSWによると、さらに2020年に向けてインバウンド需要を見据えた越境Eコマースへの取り組みも増加してくると予想され、運営者の店舗運用はますます煩雑化することが見込まれているという。

このような課題を解決するため、Creoss-RoboEXでは、複数のシステム間における事務処理の自動化を得意とするBizRobo! BasicRoboと、Excelによるデータのテンプレート集約作業を得意とするxoBlosを同時活用してシステムを構築する。これにより、店舗運営に関する膨大なルーチン作業の自動化が可能となり、Eコマース運営者の作業軽減や人件費削減に加え、本来時間を割くべきコア業務への注力を支援する。

NSWは、2014年からEコマースのバックオフィス業務改善サービスである「Creoss-Robo」を「BizRobo! BasicRobo」のOEMとして提供している。BizRobo! BasicRoboは、RPAテクノロジーズが提供する複数のRPAソリューションにおける主力製品。これらのノウハウと今回の機能強化により、今後も顧客企業の業務効率化に一層貢献できるEコマースソリューションを提供する予定。

Creoss-RoboEXの初期費用200万円から、月額利用料は65万円からとなっている。NSWでは初年度導入10件を目指す。