NTTデータ イントラマートは、ノンコーディングでAIを組み込んだ業務アプリケーションの開発を可能にする「intra-mart AI基盤」を実用化したと発表した。
NTTデータ イントラマートでは、デジタルビジネスの市場拡大、業務生産性向上に向けて、BPMを中心に、業務ロジック作成ツール「IM-LogicDesigner」やIoT基盤「intra-mart IoT Platform」などの製品ラインナップを拡充し、顧客接点分野からバックオフィス分野まで全ての業務の自動化を推進してきた。
今回発表したintra-mart AI基盤は、簡単かつノンコーディングによるAI開発が可能で、ビジュアルな定義により導入の敷居を低くした。AIが学習したモデルをIM-IoT基盤やIM-LogicDesignerとシームレスに連携して呼び出せる。今後、深層学習によるOCRやNLC(Natural Language Classifier)、NTTグループのAI技術「corevo」と連携した音声認識・音声合成を基盤に組み込む。
近年、AI技術の高度化により、経験や勘に基づく人の判断が中心となるような業務プロセスのインテリジェント化が求められていることから、AI基盤の実用化を開始。PoCでの検証を通じて精度を高めていく予定。さらに今後は、深層学習によるOCR(光学的文字認識)との連携、音声認識・音声合成などもAI基盤に組み込み、2018年度の製品化を目標としている。