ソフトバンク、英LinaroとIoT製品を相互接続

ソフトバンクは、英Linaroと連携して、ソフトバンクのIoTプラットフォームと、Linaroが策定したSoCに依存しないIoT向けオープン規格「96Boards」のConsumer Edition(CE)、Internet of Things Edition(IE)に準拠した製品との相互接続を可能にした。

Linaroは、英ArmとLinaroのエコシステムメンバーとの共同事業で設立された非営利組織。クラウド事業者向けのOpenStackや、Linuxカーネル、Zephyr(IoTデバイス向け)を含む複数のオープンソースプロジェクトに関する協業を行うため、世界35社以上の企業がLinaroのパートナーシップに参画している。Linaroの成果物は、世界中の開発者向けに公開され、利用されている。

今回、ソフトバンクのIoTプラットフォームと、Linaroが策定したSoCに依存しないIoT向けオープン規格「96Boards」のCEおよびIEに準拠した製品との相互接続を実現したことで、既に世界中で展開されている両シリーズの製品で生成された各種IoTセンサーのデータを、ソフトバンクのIoTプラットフォームで確認・分析できるようになる。

ソフトバンクは今後、Linaroとの連携を推進することで、グローバル基準における仕様の共通化などIoT時代における様々な課題の解決、選択可能かつ最適なIoTプラットフォームを提供していく。