AIを活用した個人向け消費性融資サービスを提供開始、みずほ銀行とソフトバンク

みずほ銀行とソフトバンクが設立したJ.Scoreは、ビッグデータとAI(人工知能)技術を活用したFinTechサービス「AIスコア・レンディング」を提供開始した。AIスコアの水準に基づき金利・極度額といった条件の参考値を提示する個人向け消費性融資サービス。

AIスコア・レンディングは、ユーザー自身の様々なデータを最新のAI技術を活用してスコア化し、そのAIスコアを基にそれぞれのユーザーに相応しい条件を提示してレンディングを行うサービス。

AIスコア・レンディングは、以下3つの手順によって利用することができる。

(1)AIスコア
様々なデータと最新のAI技術を活用することで、18の質問に回答することでユーザーの可能性を総合的に分析し、明快なスコアとして算出。算出は無料で、今後様々なサービスで活用できるようになる。また、AIスコア算出だけを利用することも可能。。

(2)スコアアップ
ユーザーのライフスタイルや好み、みずほ銀行やソフトバンクとの取引情報など、100種類以上の情報を提供することで、ユーザーの可能性と信頼性をAIスコアに反映できる。その結果として、スコアアップする可能性もある。提供情報は自分で指定する。

(3)AIスコア・レンディング
これまでの与信審査とは異なり、J.Score独自のAIがユーザーに相応しい条件を提示する。J.Scoreによると、ネットで完結する手続きや競争力のある金利水準など、商品性も充実しているという。また、ユーザーの同意を前提に、みずほ銀行やソフトバンクの情報
を連携させることで最大0.2%金利を引き下げる。社会人だけではなく学生や外国人留学生でもサービスを利用可能。

J.Scoreサービスサイトにアクセスし、必要な情報を入力してメンバー登録することで利用を開始できる。