Excelの複雑なデータ加工処理もロボットが代行

RPAテクノロジーズは、インフォテリアとASTERIAサブスクリプションパートナー契約を締結し、インフォテリアの「ASTERIA WARP Core」をベースにしたBizRobo!の拡張サービス「BizRobo Smart Connect」の提供を開始した。

「RPA(Robotic Process Automation)」とは、人が行っていた業務の処理手順を操作画面上から登録しておくことでソフトウェアなどが自動的に処理すること。

近年、世界中でRPAが急速に普及・発展している。日本国内でも少子高齢化や働き方改革といった社会背景を受け、様々なビジネスシーンにおいて省力化を目指してRPAの導入企業が増加している。こうした背景の中で、さらなる省力化のためにRPAが担う業務の適応範囲の拡大や処理性能の向上が求められている。

RPAテクノロジーズによると、今回提供を開始するBizRobo Smart Connectサービスを利用することで、RPA製品単体では煩雑だった「Microsoft Excel」などの複数のファイル間でのデータ加工処理や、数万件以上の大量データの処理などが効率的に実施可能になるという。また、RPAの適応範囲が大きく広がり、より幅広い業務においてロボットによる業務代行を促進すると説明する。

さらに、「ASTERIA WARP Core」の豊富な接続機能を利用することで、様々なシステムとの連携がシームレスに可能となり、社内外のシステムやクラウド上のAI(人工知能)/Cognitive(認知技術)機能などとロボットがつながることで、RPAのカバー領域がより一層拡張されるという。