AI機能を活用するクラウドバックアップサービス

AOSデータ株式会社は、従来の法人クラウドバックアップ「AOSBOX Business」にAI機能を搭載した「AOSBOX Intelligent」を販売開始した。クラウド上のビッグデータにAI機能を活用し、素早く分類、検索することでビジネスの生産性の向上を図る。

AOSBOX Intelligentでは、従来のAOSBOX Businessの機能に加えて、データを活用する機能を搭載した。

ドキュメントの検索において、ファイル名を覚えていなくても、AI機能を活用して関連するキーワード、フレーズを入力することで検索が可能なった。この機能によりディスカバリー(証拠開示)にも対応する。

また、写真を画像分析し自動でタグ付けをすることで、大量のデータが自動的に分類。多言語対応のOCR機能でPDFファイルや画像データのテキストの抽出ができ、検索可能なデータとなる。さらに、クラウド上の写真データをAI機能で自動判別する機能を備える。

その他、動画や音楽、写真などのサムネイル、ストリーミング、メタデータを自動作成することで、コンテンツのプレビューやストリーム配信による検索を容易にした。管理者がユーザーによって実行された操作ログ(バックアップ/ダウンロード/検索したファイル、検索キーワードなど)を監査することができる。

AOSBOXは、米国の法人向けクラウドバックアップサービス部門で5年連続No.1を獲得しているクラウドバックアップサービス。2012年からPCとスマートフォンに蓄積されたリアルデータをクラウドで保管するAOSBOXの提供を開始。全てのデータをクラウドに上げるフルバックアップサービスが特徴で、クラウド上に大量のビッグデータを保存している。

利用価格は、1年当たり3万円(税別)から(通常ストレージ、容量100GB/10ユーザーの場合)。