NTTデータとNTT Com、三鷹データセンターでのサービス連携を強化

NTTデータとNTTコミュニケーションズは、2018年4月に提供開始予定の「NTTDATA三鷹データセンターEAST」を拠点にしたソリューション連携を強化し、両社の販売チャネルを通じて2020年までに事業規模1,000億円を目指すことを発表した。

今回の連携強化は、三鷹データセンターEASTにおけるデータセンターサービスやマネージドサービスの提供に加え、NTT Comが各種ネットワークサービス、企業向けクラウドサービス「Enterprise Cloud」、クラウド間接続サービス「SD-Exchange」などを合わせて提供するというもの。

同一データセンター内におけるセキュアなハイブリッドクラウド環境を構築し、インフラ基盤からアプリケーションレイヤーまでのフルスタックサービスを顧客企業に一元的に提供する。

三鷹データセンターEASTは、最大収容ラック数が5,600、最大受電容量が40,000kVAを備えるデータセンター。最新鋭の免震設備を採用し、72時間の無給油連続運転可能な非常用発電設備を有するなど、NTTデータのフラッグシップ・データセンターだ。また、Enterprise Cloudは、世界11カ国14拠点で展開しているNTT Comの企業向けクラウドサービス。専有型クラウドと、「OpenStack」などを採用した共有型クラウドから構成されている。

三鷹データセンターEASTは、NTT Comのネットワークインフラ基盤に直結している。そのため、クラウド間接続サービス「SD-Exchange」やNFV・SDN技術を活用したグローバルVPNネットワークサービス「Arcstar Universal One」、インターネットコネクティビティ「OCN/グローバルIPネットワーク」などのNTT Comのネットワークサービスをタイムリーに利用できる。

さらに、NTTデータはコンサルティングから設計・開発、サービス提供、運用までの一気通貫のプロフェッショナルサービスを提供する。