ナビ・サービスと航空券販売システムが密連携

近ごろのナビアプリは情報が正確だし、親切だ。移動中でも最適ルートを検索し直してくれるので、気ままな旅を快適に楽しめる。が急に飛行機に乗ることになったらどうだろう?

旅行中でなくても、ナビアプリでなくても、予約等でいちいち外部サイトに接続させるサービスにはうんざりすることがある。

そんな、気分を害するサービスとはさようなら。
「One Asia」の旗の下、旅行およびIT関連事業を展開するエボラブルアジアはきょう、総合ナビゲーションサービスなどを提供するナビタイムジャパンとシステムおよびオペレーション連携を行い、NAVITIMEトラベルなどのオンラインサービスで国内航空券の提供を始めると発表した。

API連携により、外部サイトに遷移することなく、NAVITIMEサービス内にて航空券の検索、予約、販売までを完結可能となる。ユーザーインターフェース(UI)およびユーザエクスペリエンス(UX)、そして顧客満足度の向上を見込んでいるという。仕組みのオペレーションを一貫して行うエボラブルアジア社は、国内全航空会社グループと直接契約していることによる調達力と、ベトナムに750名以上のシステムエンジニアを抱えるシステム開発能力を強みとしている。

ナビタイムジャパン社は国内外で⽉間 3,700万ユーザーが利⽤するナビゲーションサービスNAVITIMEを開発・運営していて、様々な移動手段から最適なルートをドアtoドアで検索できるサービス。海での乗換案内サービスを多言語で展開するほか、訪日外国人向けナビアプリなどの提供も行っている。

両社のシステム連携によって、各種オンラインサービスのUIおよびUXを損なうことなく、各キャリアの航空券を販売できる。エボラブルアジア社は、同社の国内航空券領域のオペレーションノウハウを活かし、ナビゲーションサービスNAVITIMEとの高い親和性による取扱高の向上をめざす。