プロロジス、Plug and Playとの提携で、サプラインチェーンやロジスティクスのスタートアップを支援

物流不動産の所有・運営・開発を手掛けるプロロジスは、世界的なスタートアップ・エコシステムであり、ベンチャーファンドであるPlug and Play とパートナーシップを組むことを発表した。

プロロジスは、Plug and Play のアクセラレータープログラムの中から選ばれたスタートアップに対し、所有する物流施設スペースの貸与や助言を通して、新たなテクノロジーの試験的な立ち上げ・運用を行う。

Plug and Playは、サプライチェーンにおける新技術の開発を目指してこの取り組みを開始。プロロジスは、Plug and PlayのパートナーであるDHL、Maersk(マースク)、パナソニック、日立製作所、Mann+Hummel(マン・ウント・フンメル)、CMA CGM、ダイムラー、ドイツ鉄道、スイスポスト、BASF、ユニオン・パシフィック鉄道、エリクソンに加わる。

スタートアップやプロロジスの顧客企業も多い物流業界のリーダーらと協働し、次世代のサプライチェーン技術の開発を目指す。この取り組みは、これまで注力してきた、施設への太陽光発電の設置、多層階の大型物流施設など最新鋭の施設開発と同様に、顧客企業の物流効率化をサポートする一環として開始するもの。データ分析やIoT(モノのインターネット)など、サプライチェーンにおける新たな可能性を見いだして統合し、開発を支援する。

Plug and Playは、世界的なイノベーションプラットフォームで。スタートアップと企業をつなぎ、年間150社以上に投資している。2006年の立ち上げ以来、シリコンバレーをはじめ世界22か所で展開し、スタートアップに必要なリソースを提供している。

6,000以上のスタートアップと180のオフィシャル企業パートナーを有し、多様な業種でスタートアップ・エコシステムを形成している。