案件シナリオ機能をあらゆる職種のプロジェクトの共有・管理機能にも応用

ソフトブレーンは、営業支援システム「eセールスマネージャーRemix Cloud」に案件シナリオ機能を追加した。チームでのゴール達成に役立つPDCAサイクルを網羅する機能を活用することで、受注までのリードタイムを短縮し生産性の最大化を図れるという。

eセールスマネージャーRemix Cloudは、案件管理やスケジュール管理、日報管理、予実管理、顧客情報管理などの機能を備える中・大規模企業向け営業支援システム。自動投稿でコミュニケーションが活性化するタイムライン機能も搭載する。

企業にとって、従業員個々の生産性向上が課題となっている。業務のPDCAが重要となるが、無計画な仕事のやり方や場当たり的な営業活動に終止する営業担当者も少なくない。

また、営業活動の推進では複数の部門が連携するチームセリングの重要性が高まっている。チームにはゴール(受注)までのマイルストーンを事前に共有し、営業活動全体のシナリオとして把握した上で業務に臨む必要がある。しかし、従来のCRM/SFAの「ToDo管理」では不十分な機能も多く、上司や協力を仰ぐ他部門への共有はメールベースだった。

こうした課題を解決するために、今回案件シナリオ機能を追加。ゴールから逆算して計画を立てることを容易にし、マイルストーンとして関係者のスケジュール上にリアルタイムに反映、共有される。受注までのリードタイムを短縮、案件の延伸を防止することが可能。

また、計画(段取り)をテンプレート化。業務の進め方を標準化でき、部門全体のスキルやノウハウの底上げを図ることもできる。

案件シナリオ機能で通過された機能は以下の通り。
・マイルストーンの一括登録
・マイルストーン(ToDo含む)の複数人管理と進捗の自動共有
・期限切れの近いマイルストーン(ToDo含む)のタイムライン(社内SNS)通知
・マイルストーンのテンプレート設定

eセールスマネージャーRemix Cloudでは、PCやスマートフォン、タブレット端末でも直感的に操作できるようユーザーインターフェースの改良や視認性を高めている。

eセールスマネージャーRemix Cloudの販売価格は、オンプレミス版が1ユーザー当たり7万5,000円、クラウド版の1ユーザーの月額利用料は6,000円(いずれも税別)。