拡張アルゴリズムと3D技術で夜間の歩行者を認識

近年、自転車や歩行者への衝突を回避する仕組みの需要が高まっている。欧州では、昼夜での歩行者衝突回避などを追加した、新車の安全性評価「Euro NCAP」が施行予定だ。

そこで、東芝デバイス&ストレージ株式会社は、従来の同社製品に比べて2倍のアプリケーション処理を可能にするため、エンジン数を倍増させた画像認識プロセッサ「Visconti™4(TMPV7608XBG)」を発売。同プロセッサが株式会社デンソーの車載向け次世代前方監視カメラシステムに採用されたことを、きょう明らかにした。

今回採用された「Visconti™4」は、先進運転支援システム(ADAS)での夜間における歩行者認識レベルを、昼間のそれ(従来機種)と同等にした。輝度情報を用いた高性能画像特徴量CoHOGに、新方式の色情報を用いた量を加えた複合特徴量による認識アルゴリズムEnhanced CoHOGアクセラレータの搭載により、夜間シーンや背景と対象物の輝度差が少ないシーンでの歩行者識別性能が大幅にあがり、認識時間も大幅に短縮できたとのこと。

また、新機能SfMアクセラレータの搭載により、落下物・落石・土砂崩れなどの予期せぬ不特定の障害物の検知ができる。単眼カメラの時系列の画像情報から静止物の距離、高さ、幅の三次元情報の推定が可能で、移動体(動き解析で検知)や歩行者・車両などの物体(パターン認識技術で検知)に加えて未知の静止障害物も検知することができる。三次元情報の利用で、増大する認識対象物の探索候補を削減し、パターン認識を高速に処理することも可能となり、より迅速な運転支援・制御が実現できるという。

同社とデンソーは、画像認識システム向けの人工知能技術(Deep Neural Network - Intellectual Property(DNN-IP))を共同開発していて、高度運転支援・自動運転分野において協業関係にある。

車載向け画像認識用プロセッサ「Visconti™4」がデンソーの前方監視カメラシステムに採用

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