リテルヒューズ、1200Vのシリコンカーバイドショットキーダイオード「GEN2シリーズ」を発売

回路保護分野における世界大手である、リテルヒューズ・インクの日本法人Littelfuseジャパン合同会社は、シリコンカーバイド(SiC)ショットキーダイオード「GEN2シリーズ」を6月下旬に販売開始した。モノリス・セミコンダクターと共同開発した新プラットフォームを基板にした新製品群。

GEN2シリーズは、ピーク繰返し逆電圧(VRRM)が1200V、順方向電圧降下(VF)が1.5V、逆方向電流(IR)が100~600μAの性能を持つ製品群で構成される。

SiCはシリコン(Si)と炭素(C)で構成される化合物半導体材料。Siの限界を超えるパワーデバイス用材料として期待されている。また、一般的なダイオードはPN接合でダイオード特性を保有するのに対して、ショットキーダイオードでは金属と半導体との接合によって生じるショットキー障壁を利用している。

GEN2シリーズは従来のシリコンパワーダイオードと比較して、サージ能力の向上とリーク電流の低減を実現。また、システムレベルのコストを抑えて変換効率と電力密度を大幅に向上させた。

Littelfuseジャパンによると、スイッチング損失を大幅に低減できるため、パワーエレクトロニクスシステムの効率性と堅牢性を大幅に改善するという。また、熱暴走することなく高サージ電流に対応し、シリコンダイオードよりも高い接合温度(最高175℃)で動作する。同社はクラス最高の電荷蓄積量と順電圧降下を提供すると説明している。

主な用途は、力率補正(PFC)、DC-DCコンバーターのバックステージやブーストステージ、スイッチモード電源、太陽光インバーター、無停電電源装置、工業用モータードライブ、EV充電ステーションなど。Littelfuseジャパンの国内販売代理店を通じて販売する。

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カテゴリー: 情報通信   

大島 純一郎

大島 純一郎Author

証券系システムエンジニアやIT系資格対策問題集の編集、IT系Webメディアの編集記者などの経歴を生かして、企業向けIT関連の記事制作に携わる。専門は、IT、金融、医療分野。医療情報システムの企画/構築、運用に関する知識を有する専門者としての資格、医療情報技師、情報セキュリティアドミニストレータの保有者。

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