ビットコイン等、ホテルや旅館で両替可能に

先月、国土交通記者会・交通運輸記者会にて配布された日本政府観光局(JNTO)の報道資料によると、4月の訪日外客数は単月で初めて250 万人を突破! 前年同月比23.9%増の257万9千人だという一覧表を見ると、年間約2,400万人を記録した昨年を、今年はいずれの月でも上回っている。他方、中国など様々な国の人たちが保有しているビットコインの取引高も、右肩上がりで昨年を超える勢いだ。

日本では取引所が登録制になって信頼度が向上し、来月から消費税が非課税になるビットコインなど仮想通貨はいま、保有の目的が投資から決済に移りつつある。仮想コインを法定通貨にする試みをする国もあり、訪日外国人の多くがそれを保有している。
そこで、アジアを舞台にオンライン旅行事業、訪日旅行事業、ITオフショア開発事業と投資事業を手掛ける株式会社エボラブルアジア(証券コード:6191)は、株式会社リミックスポイント(証券コード:3825)の子会社である株式会社ビットポイントジャパンと業務提携をし、ビットコイン等仮想通貨の両替サービスを開始すると発表した。

訪日客は、AirTrip Exchangeの店舗および、エボラブルアジアグループの契約施設1400施設をはじめ、日本国内のホテル・旅館にて、ビットコイン等仮想通貨から日本円への両替が可能になるという。サービスは今夏より始めるとのことだ。

なお、ビットポイントジャパンは昨年3月の設立以来、ビットコイン等の仮想通貨取引サービス、その他金融×情報技術(IT)のフィンテック関連事業を行っていて、仮想通貨が「使う・送る・投資する」手段としてより普及するように、今後もサービスの拡充・強化、品質向上を図っていくとした。