日々機械学習にてAI関連論文を自動分類

昨今、人工知能(AI)の関連ニュースが毎日見られる。コールセンター等の接客サービス、金融や製造システム、気象観測に自動運転など、AI活用の始まっている仕組みは数多ある。Google、ディープマインド社の「アルファ碁」が今週、いま世界最強と言われている中国のNo.1棋士を破れば、一層AIの研究開発、そしてその活用範囲が広がるだろう。

筆者のようにビジネスおよびパブリックにつながる情報を観察したり、収集したり、軽く教養を得る目的なら、AI分野においては、人工知能キュレーションメディアの「AINOW(アイノウ」を利用すれば良い。だが真に社会貢献する知識と技術を研究開発する人たちは、もっと深い情報を求めている。読みたい論文が山ほどあるはずだ。そして世界には読みたくない論文も山のようにあり、必要な論文を掘り出すのに苦労しているに違いない。

AINOWを運営するディップ株式会社はきょう、人工知能関連の論文を毎日カテゴリ別に自動分類するサービス「Scholar.AI」を公開した。
機械学習を用いて、機械学習等の論文を、機械的にカテゴライズして表示する点がしゃれている、といった筆者の感想はともかく――
このサービスのユーザーは、自分の読みたい論文にすぐにたどり着くことができるという。

「Scholar.AI」は現在、コーネル大学図書館の世界的論文アーカイブ"arXiv.org"に掲載される1日最大60本程度の"Papers"を対象にしているが、今後は対象の拡大、論文を話題度順に表示することや日本語翻訳への対応など、新機能の追加も検討しているとのことだ。