独バイエルン州で、ICTサービス拠点オープン

ドイツ連邦共和国で最大、北海道並みの面積のバイエルン自由州は同国の中で最も人気のある観光地だという。大使館HPによると人口1,269万人。その名からソーセージを想像するアルトバイエルンと、フランケン、シュヴァーベンという3つの地方で構成され、かつて農業で栄えた大地には今、高度に産業が発達した、近代的な経済構造を支えている様々かつ強力な中規模企業群や、航空宇宙をはじめとする未来志向の技術があるとのこと。

(BP-Affairs編集部)

スイス、チェコ、オーストリアに隣接する、自由州の都はミュンヘン。
あの世界的高級車メーカーの本社があることで日本人にも知られていて、金融やソフトウェア産業、出版業も盛んだという。たくさんの企業と最先端の技術が集積されている想像に難くない、ミュンヘン市の郊外から、NTTコミュニケーションズ株式会社(NTT Com)が「Nexcenter™」サービスの提供を開始した。

欧州6ヶ国でDCサービスを展開しているNTT Comは、すでにミュンヘンでサービスを提供中。だがドイツの好調なDC市場を背景に、さらなる需要に応えるため、グループ会社のe-shelterを通じて、「ドイツ ミュンヘン 2 データセンター」からNexcenter™ブランドでサービスを展開し、欧州のデータセンターサービスを拡充するとのことだ。

今後、サーバールーム面積を最大約5,600㎡まで拡張予定の「ドイツ ミュンヘン 2 データセンター」は、業界最高水準の高信頼かつ高効率な設備を採用し、高い可用性と省エネ性能を両立させるとともに、将来の環境変化や拡張需要へ柔軟に対応できるよう設計されていて、24時間365日常時ダブルチェックする厳格なオペレーション管理とセキュリティ対策や、10社超の通信回線を異経路で引き込んで構成した優れたネットワーク環境といった特長を備えているという。