高所作業の安全を、デジタルに見える化

建設現場の空を見上げれば人がいる。橋梁や鉄塔の上、電柱や、高木にも――。 造船所のドックに入った船の脇腹は高層ビルの側壁のようだし、格納庫内のジョット旅客機のてっぺんは、丸くて、つるつる滑りやすそうだ。 慣れればきっと怖くないのだろう。休憩も空中、だけれども、突風が吹いたらと思うとぞっとする。

2017年5月11日

墜落や転落の恐れがある高所での作業の安全、救命救助や消防活動を支えるハーネス、ベルト、装置も提供しているのが兵庫県加東市に本社を置く、藤井電工(株)だ。ウェブサイトのトップページをみると、さまざま場面で命を守っていることがわかる。
そして今、あらゆるモノがネットにつながる。藤井電工がつなげる安全も、九州から全国、さらにはグローバルへと、高付加価値かつ高品質なソリューションを提供し続ける(株)富士通九州システムズによって、最新のICT(情報通信技術)基盤――クラウドにつながる。
富士通九州システムズはきょう、藤井電工と、センサ付き安全帯を活用した新たな安全管理ソリューションを共同開発すると発表した。

従来の安全帯にセンサを付けることで安全帯の状態を検知する技術に加え、検知した情報をスマートフォンに送信するBluetooth Low Energy(BLE)モジュールセンサ付き安全帯の開発を進めているという。藤井電工と、富士通九州システムズのICTとを組み合わせることにより、安全帯の使用状況をクラウド上にアップロードし、安全情報の見える化サービスを実現。同サービスを、スマート安全帯(TM)ソリューションとして、今年度中の実用化を目指しているとのことだ。

人の注意力に頼ってきた旧来の安全管理をデジタルトランスフォーメーション。
墜落や転落による重篤な労働災害の未然防止、安全教育での活用等、新たな価値を提供するICTソリューションである。

藤井電工、富士通九州システムズによる スマート安全帯ソリューションの開発について

カテゴリー: 情報通信   

加藤 賢造

加藤 賢造 (Kato, Kenzo)Author

外資系大手IT企業の立ち上げからフィールドマーケティングやSE、上級管理職などを歴任して、米国スタートアップ(のちにNYSE上場)の日本法人代表取締役を務めたあと、現在、フリーランスコンサルタント兼ライター

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