'80年代生まれのビジネスパーソン向けウェブマガ創刊

日本人の資産残高は約1680兆円。その50%がタンス預金である。主に高齢者の――。 という話はよく聞くし、証券会社のモニターを見つめている人たちの中に若者の姿は、まあ見かけない。

2017年5月8日 (BP-Affairs編集部)

長引く超低金利下で家計における中長期の安定的な資産形成が課題となる一方、金融広報中央委員会が実施した「金融リテラシー調査」では、資産形成商品に関する正答率は年齢が下がるほど低下傾向にあるとの結果が出たという。
野村證券株式会社はきょう、1980年代生まれのビジネスパーソンを主なターゲットとした金融リテラシー向上のためのウェブマガジン「EL BORDE」を公開した。

同ウェブマガジンは、上記ターゲット層に、金融や資産形成に関する記事を配信していくとともに、より興味をもって継続的に閲覧してもらえるよう、最新のライフスタイルやビジネスに関する情報、仕事仲間との会話の話題になる情報など、多様な記事を配信していくという。
TwitterおよびFacebookに専用アカウントが開設されている。
そして、編集部は、野村證券のの1980年代生まれの社員のみで構成――。記事内容およびサイトデザインに、そのリアルな声が活かされているとのことだ。

ちなみに、"EL BORDE"とは、エッジ、境界線、先端という意味のスペイン語であり、若者達に世界のあり方を変える先端に立ってほしいという願いを込めて、同ウェブマガジンに命名したそうだ。

今後も、新しい金融サービスの企画・開発に積極的に取り組み、利便性の高いサービスをより多くの顧客に提供し、わが国における「貯蓄から投資を通じた資産形成へ」の流れの推進に貢献していく、と、このニュースは結ばれている。