国内30%の医師が副作用対応策をシェア、そして――

オプジーボ(一般名:ニボルマブ)やキイトルーダ(一般名:ペムプロリズマブ)に代表される新型がん治療薬は、患者自身の免疫機能に働きかける画期的な治療法と一部患者への高い治療効果において高い注目を集めている。

2017年5月1日

一方、従来のがん治療薬とは異なる作用機序であるため、これまでのがん治療薬では想定できなかった副作用が発生していて、既存の副作用対応策だけでは不十分だという。

課題に対して、新型がん治療薬を使用した症例実績を数多く持つ九州大学病院(福岡県福岡市東区)では、呼吸器科の中西洋一教授を中心に複数の診療科・職種横断で連携した「免疫チェックポイント阻害薬適正使用委員会」(チームiCI)を設立し、新型がん治療薬に対する実践的な副作用の対応策を取りまとめている。

そして今回、医師10万人以上(国内医師の3人に1人)が参加する医師専用コミュニティサイト「MedPeer(メドピア)」を運営するメドピア株式会社(東京都渋谷区恵比寿)は、同大学病院と連携し、免疫チェックポイント阻害剤(新型がん治療薬)を安全に使用するための副作用対応策に関する情報を、医師会員向けに配信開始した。

「MedPeer」内に専用ページを開設し、九州大学病院が作成する副作用対策ガイドラインや患者向けの副作用確認シートを提供すると同時に、作成に携わる医師や薬剤師による解説動画を同大学病院の協力のもとで作成し、医師会員が参照できるようにしたという。

この新たな連携により、「チームiCI」における先進的な取り組みを全国の医師がオンラインで共有できるようになる。「医師専用」「高信頼」「無料」のMedPeerサイトにおいて、新型がん治療薬の症例が少ない病院でも医師がより安全に薬を使用できるように支援すると、メドピア社は語った。

九州大学病院と医師専用コミュニティサイト「MedPeer」、 新型がん治療薬の副作用対応策をオンラインで全国の医師に共有

カテゴリー: 情報通信 , ヘルスケア   

加藤 賢造

加藤 賢造 (Kato, Kenzo)Author

外資系大手IT企業の立ち上げからフィールドマーケティングやSE、上級管理職などを歴任して、米国スタートアップ(のちにNYSE上場)の日本法人代表取締役を務めたあと、現在、フリーランスコンサルタント兼ライター

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