事例! 伊予銀行、海外勘定系をWebシステムで

東南アジア諸国連(ASEAN)に進出する日本企業は多い。同地域の中でもシンガポールは、かねてより経済発展が著しく、IT(情報技術)インフラが整備されていて、欧米の金融機関などにもアジアにおけるヒト、モノ、カネの流れの「ハブ(中核)」として認められてきた。

ためにおのずと、"最先端"が集まり、"イノベーション(革新)"が生まれる。シンガポール国立大学は、日本を含むアジアの最新大学ランキングでトップだ。

Webで完結!!ラクラク申し込みができるローンサービスをはじめとする、「最適のサービスで信頼に応える」伊予銀行がシンガポールに店を構えたのはいつのことだろう――。きょう、あらゆるITサービスでビジネスの新価値創造とグローバル展開をサポートするSCSK株式会社は、同行シンガポール支店向けに提供した国際勘定系システム「ORFE-Global」について、今月17日から本格稼働が始まっていることを公表した。

「ORFE-Global」は、30年以上にわたり販売提供され、現在でも6行、8支店で利用されている"SIBAS"を、その実績と経験を基にWeb対応版としてSCSKが開発した、海外拠点向けトータルバンキングシステムだ。
6ヶ月の導入期間を経てそれを昨年末部分的に本番稼働させた伊予銀行では、香港支店で利用中の"SIBAS"の特長に加えて、新たに備わった導入コストの低減、画面のWeb化による操作性向上といった点を評価したという。そして今回、それまで絞っていたサービス提供範囲を広げて、本式稼働させたことにより、現地の日本企業のビジネスをしっかり支え、その発展に寄与する総合バンキングサービスを展開できるようになった。

ORFE-G(バックの勘定系システム)、SMASH(フロントの資金/為替管理(ディーリングサポート))、SOLID(フロントの有価証券管理)、CARP(現地当局向け報告データ生成ツール)からなる製品「ORFE-Global」は、以下のような業務を幅広くカバーするという。

ー 対顧貸付、預金(普通/定期/当座)、仕向送金、被仕向送金、輸出入為替、保証
ー 有価証券(国債/社債/株式/CP/CD)
ー インターバンク資金、インターバンク為替
ー 各種マスタ管理(顧客情報、口座開設など)

従来のIBM AS/400上での各業務機能と信頼性をそのままに、オープンソースソフトウェア(OSS)およびWebシステム構成の採用による、コスト低減とシステム機能――セキュリティ、コンプライアンス対応の強化、帳票のPDFファイルでの自動出力、バッチ処理の自動化など、新しい特長が加えられている。

伊予銀行シンガポール支店にて、海外店向け勘定系システム「ORFE-Global」本格稼働

カテゴリー: 情報通信 , 金融   

加藤 賢造

加藤 賢造 (Kato, Kenzo)Author

外資系大手IT企業の立ち上げからフィールドマーケティングやSE、上級管理職などを歴任して、米国スタートアップ(のちにNYSE上場)の日本法人代表取締役を務めたあと、現在、フリーランスコンサルタント兼ライター

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