(BP-Affairs編集部)
大企業向けのものから、中堅・中小企業向けのもの、小売店舗での活用に適したものまで、提供形態の別だけではなく経営リソースの種類や量、導入および運用管理コストによって、それぞれの組織に最適なシステムがあるのだ。
そして、異なるブランドのERPシステム同士は相容れないのが、ユーザーを含めたIT業界における一般常識・・・・・・であった。
2005年の発売開始以来IT業界や広告業界などのサービス企業を中心に多くの顧客に好評を博しているという、株式会社ビーブレイクシステムズはきょう、同社の統合型基幹業務パッケージ(ERP)「MA-EYES」の"プロジェクト管理モジュール"と、財務および経営システムのリーディングカンパニー株式会社ミロク情報サービス(MJS)が開発・提供するソリューション――中堅企業向けERPシステム「Galileopt NX-I」および中小企業向けERPシステム「MJSLINK NX-Ⅰ」――の"財務・会計モジュール"とをデータ連携させたソリューションを発表し、提供を始めた。
これにより、「MA-EYES」のプロジェクト管理モジュールに蓄積された収支情報や請求・購買情報などを、財務・会計ノウハウが集約されたMJSリューション「Galileopt NX-I」や、「MJSLINK NX-Ⅰ」の財務・会計モジュールに取り込み、BIや管理会計ツールを使用した高度な情報分析や経営情報の可視化ができるという。
プロジェクト関連の様々な仕訳データの他、人事情報、勤怠情報、 各種マスタなどから連携対象としたいデータをMA-EYES側で抽出しMJSソリューション側で取り込む連携方法は、データ打ち直しの手間いらずで緊密な連携を実現。情報の多重管理を防ぎ、日々の業務を効率化するとのこと。
今後両社は、ビジネスパートナーとして活動する。
業務システムを検討している年商20~500億円のサービス企業などをターゲットに、ともに提案活動を実施する予定だとした。