就活、仮想現実にオフィス見学

ある有名投資家がこんなことを言っていた。 「株を買う前に必ずその会社を訪問する。たとえ門前で追い返されようと――」

そこで働く人や物事はすべて投資の判断材料になる。実地検分は、大損をしない最も確かな方法だ。
きょうの価格は低いけれど職場に活気があり、社員が溌剌としている会社の株は、買い! 近い将来に大化けする可能性が高い。

長く付き合う、もしかしたら一生の付き合いになるかもしれない就職先を選ぶことだって、投資と同じことだろう。
就職活動中、できればオフィスを見てみたいと思うのは人情だ。

地方学生を対象に、AI(人工知能)型人事システムを活用し、エントリーから内々定までウェブ上で行うことができるオンライン・リクルーティングを開始していて、今年3月末時点のエントリー数は昨年対比で約2.3倍に増加しているというセプテーニグループ、株式会社セプテーニ・ホールディングス(証券コード:4293)は、そのオンライン・リクルーティングにおいて、VRゴーグルを使用してオフィス見学ができるコンテンツを追加したと発表した。

AR(拡張現実)/VR(仮想現実)は、専門家でもその違いの説明が難しく、大胆不敵に言えば、どちらも「視覚を用いて、仮初めの実体験を得られるもの」になる。仮初めと言っても、ARめがねを標準ツールとしてメンテナンスなどを行う、本格的なビジネスシーンでの活用がすでに始まっている。一方VRは、エンターテイメントの世界で多く活用されている。

セプテーニグループが今回追加したコンテンツは、昨年11月に渋谷初のVR体験型アミューズメントパークをオープンしたVR SPACE株式会社との共同制作によるものだ。「theBlu」、まるで水中ダイビングをしているかのように海の世界を冒険できるVR技術が、「360度パノラマ動画でオフィス見学」に活かされているのだろう。
選考通過者に限定公開するとともに、人事担当者が各地域に訪問するフィードバック会において、VRゴーグルを使用して視聴することもでき、実際にオフィスに行かなくてもオフィスの様子や雰囲気をリアルに体感することができるという。

同グループは、このオンライン・リクルーティングを通じて、選考会を実施している首都圏・関西圏以外に在住する地方学生と接触する機会をさらに増やし、より幅広い層から優秀な人材を採用していきたいとした。

仮想オフィス見学は就活生にもきっとメリットがある。

オンライン・リクルーティングにて、VRでオフィス見学ができるコンテンツを追加、選考から会社理解までの全プロセスをウェブで完結

カテゴリー: 情報通信   

加藤 賢造

加藤 賢造 (Kato, Kenzo)Author

外資系大手IT企業の立ち上げからフィールドマーケティングやSE、上級管理職などを歴任して、米国スタートアップ(のちにNYSE上場)の日本法人代表取締役を務めたあと、現在、フリーランスコンサルタント兼ライター

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