生産現場FAのビッグデータを可視化

昨今モノのインターネット(IoT)が注目されている。それは第四次産業革命のたねとも目され、製造業、いまは特に組立工場を中心に、IoTプラットフォームやシステムの導入が検討されている。

操業ラインの監視をしたり、自動化をしたり、歩留まりの改善を目指したり――。これまで属人化していた知見やノウハウ、現場に埋もれていた情報をセンサ等の活用によりデータ化して集約、蓄積し処理し、科学的かつ論理的に生産性を高め、新しい製造工程や製品の糧にする。基となる大量のセンサデータ、いわゆる「ビッグデータ」は、宝が埋もれた山に等しい。

山の中から宝を見つける作業、すなわちデータを分析し解析し科学することが難しい。世界でデータサイエンティストは引く手数多であり、国内には不足している。生産現場でビッグデータを活用しようとするなら、専用ツールやシステム、ソリューションセットを導入するほうが手っ取り早く、長い目で見れば安上がりだ。なにより活用効果を確実にできる、と考えていたらニュースが飛び込んできた。

これまでFAトータルソリューションとして仏シュナイダー エレクトリック社の「Wonderware」を提供していたキヤノンITソリューションズ株式会社が、サイバネットシステム株式会社との間で、ビッグデータ可視化ツールの販売代理店契約を締結したのだ。
Wonderwareで収集、蓄積した産業用ビッグデータを、データサイエンティストでなくても簡単に可視化できる「BIGDAT@Viewer」によって、さらに有効利用できる。

統計解析や多変量解析の高度な専門知識がない人でも、簡単な操作でビッグデータを可視化することができる。
生産ラインにおける問題の早期原因究明の手助けや、集積したデータから効率化手法を導き出し、生産性の向上を支援するソリューション提供も可能になる、新たな連携の仕組みは、4月下旬から提供が始まる。

サイバネットシステムとビッグデータ可視化ツールの販売代理店契約を締結

カテゴリー: 情報通信 , 製造   

加藤 賢造

加藤 賢造 (Kato, Kenzo)Author

外資系大手IT企業の立ち上げからフィールドマーケティングやSE、上級管理職などを歴任して、米国スタートアップ(のちにNYSE上場)の日本法人代表取締役を務めたあと、現在、フリーランスコンサルタント兼ライター

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